目的
令和2年度貸金業務取扱主任者講習における新型コロナウイルス感染症対策として、講習会場における講習(対面方式による講習)を補完する位置付けで、インターネットを利用したeラーニングによる講習(非対面方式による講習)を実施します。
受講対象者
令和2年度講習の受講申込者で受講特別措置の申請があり協会が受理した方
但し、eラーニング講習を受講するためのネット利用環境(※)を有する方に限ります。
- パソコン(Webカメラ装備要)またはスマートフォン(カメラ機能有)
実施時期
令和2年6月下旬~令和3年3月末(予定)
実施概要
- 本人確認の実施
受講前に受講者の本人確認を実施します。
本人確認手続きは「スマートフォンを利用した本人認証」(指定する本人確認書類要)または「受講票(写真貼付要)と本人確認書類の写しを簡易書留で送付いただく方法」で実施します。 - eラーニング講習の受講(利用期間はID・PWの送信日から2週間以内です)
講習は全5時限で、講習カリキュラム(全6時間)は講習会場における講習と同じです。
各時限とも、講義ビデオの視聴と講習教材の学習後に理解度測定を行います。 - 受講確認の実施
ログイン時及び受講中(理解度測定含む)に受講者の画像を撮影・照合し、受講確認を行います。 - 理解度測定と修了の認定
講習の修了の認定は、各時限において、理解度測定の結果に基づいて行います。
理解度テストが基準点を下回った場合は未修了となります。(改めて理解度測定を行います。)
全5時限の修了者を講習の修了者と認定し、修了証明書は簡易書留で交付します。 - 講義内容に関する質問と回答
各時限の受講終了時に質問コーナーで質問内容を入力ください。
一定期間の質問を取り纏め、受講者専用サイトに「よくある質問」として質問の内容と回答を掲載します。
事務手順
- 講習受講申込/受講票の受領(受講特別措置申請書・説明書を同送)
受講票は、講習開催日の3週間前に発送します。- 2月3月開催のeラーニング講習を申し込まれた方は、受講案内メールを送信いたします。
- 受講特別措置の申請
受講特別措置説明書をよく読み、受講特別措置の申請を行ってください。 - 本人確認の実施
スマートフォンを利用した本人確認では、利用可能な本人確認書類が、運転免許証、マイナンバーカード、在留カードに限定されます。- パスポート等、上記以外の写真付き公的証明書を本人確認書類として使用する場合は、スマートフォンからの本人確認手続きは利用できません。
- 講習教材及びeラーニング用ID・PWの受領
本人確認手続き終了後、講習教材とeラーニング用ID・PWを発送します。 - eラーニング講習の受講
複数日に亘る受講、受講途中での休憩(一旦ログアウトする)等、時間と場所に縛られないオンデマンド受講が可能です。 - 修了証明書の交付/受領
修了証明書の「講習の修了の年月日」及び「交付年月日」は、講習会場における講習の開催日と同一日付になります。
不正行為者への対処
令和2年度の受講特別措置において、なりすまし行為等による不正受講を行った場合、講習事務規程第27条第1項に基づく処分として、講習の修了が取消しされます。
また、日本貸金業協会が定める「受講禁止期間と処分基準」に基づき、一定の期間、貸金業務取扱主任者講習を受講することができません。
(処分の結果については、講習事務規程第27条第4項に定めるところにより、金融庁長官に通知いたします。)